またお会いしましたね

イケメンのおかげで人生楽しい

こんばんは!/天邪鬼観劇

こんばんは!

見てる人いないと思うけどごぶさたです!

昨年九月以降の観劇感想を全く書いてないことが判明したので消化したいと思います!!




荒廃した世界、混沌とした時代の中で、無邪気に仲良く“戦争ごっこ”に熱狂するこどもたち。両手を拳銃に見立て、互いの急所を撃ち合ううちに、やがて指先から虚構の弾丸を放つようになる。イマジネーションが生み出したその弾丸は、ホンモノの人間を撃ち殺し、戦車を破壊し、戦闘機を落とす。

大人たちは、こどもたちのイマジネーションを操る能力に注目し、能力開発の為に新たな教育システムを採用する。その為に採用されたのが“演劇”。今やすべての教育機関で、こどもたちは強制的に演劇を学ぶ。ホンモノの“戦争ごっこ”の為に。


天邪鬼公式サイトより引用



柿食う客の舞台は配信含めて何度か拝見しているけど、感想をつけにくいというのが正直なところ。悪い意味ではなく、良い意味で呆気に取られるというか、語彙も情緒も貧困な私には「なんか面白かった」「なんかすごかった」としか言えないのだ。半年前の記憶なのでうろ覚えの部分が多々あるけれど、思い出せる限りのことを書いてみようと思う。時系列はめちゃくちゃ。


・舞台は何らかの原因により国民全てが放射能汚染を受けている世界。主人公は「アマノ ジュンヤ」くん(と、それを取り巻く子供達)。この世界で子供達はイマジネーション、想像力を武器にして闘うことが出来る。

例えば指で作った拳銃で「バーン!」とやったって普通は何も起こらないけど、イマジネーションの力を持った子供はそれで本当に人を撃つことが出来るというわけ。その力が発見されるきっかけがジュンヤくん。


・ジュンヤくんの遊び相手が回ってくることの多かった「ヒヨリ ミズキ」ちゃん。

ある日の戦争ごっこの最中、ジュンヤくんが小さな戦車のおもちゃで彼女の足を轢くとミズキちゃんの足は本当に戦車で轢かれたようにぺしゃんこになってしまう。

この時のミズキちゃん役七味さんの絶叫が聞いてるだけで痛くて耳を塞ぎたくなった。もうホント、思わず自分の足を見てしまうくらい。これ以降ミズキちゃんは左足が不自由で引きずって歩いている。


・「オマ セナコ」ちゃんと、ミズキちゃん、それとジュンヤくんがシンデレラの座をかけてオーディション。最後までトイレを我慢出来た人の勝ち(お姫様はトイレなんて行かないから、とかそんな理由だった気がする)。ジュンヤくんは我慢するどころかその後何日かトイレに行かなかった。

つまりジュンヤくんは身体をイメージ通りに作り替えることが出来る。


・ジュンヤくんの想像力に利用価値が見出された時、日本中の子供達が施設に集められて、想像力のテストを受けさせられた。

想像力を持たない子供達は殺された模様。


・想像力を持つ子供達は、「なりきる」だけでなく、他人の目に見える形でそれを発揮出来る。ミズキちゃんの足がジュンヤくんの想像力でそうなったように、桃太郎のお婆さんになりきれば想像力で大きな桃を呼び出すことが出来るし、狼少年になって狼を呼ぶことも出来る。


・ジュンヤくんは何度尿検査しても内部被曝が認められず、大人や周りの子供から嘘つき、変わり者扱いされる。内部被曝していることが普通で当たり前の世界。